Q 任意売却で住宅ローンの請求はなくなりますか?
A 任意売却をしても住宅ローンが残る以上、債権者は返済の請求します。
仮に売却価格が住宅ローン残高を上回るのであれば、全額返済ですから請求はなくなります。しかし現実には、そのような売却になることはまずありません。
住宅ローンが残れば、債権者は返済請求をし、債務者も返済せざるをえません。
しかし問題は、自宅を売却した債務者には返済資力は残っていないことです。債権回収は簡単にはいきません。
もちろん、債権者に法的な回収手段はありますが、仮にそれを行使したところで無資力者が相手では費用倒れです。
そうなると債権者として最後は、債務者に歩み寄って一定額を返済してもらうか、分割返済を求めるかという現実的な対応をする他ありません。
それも難しいとなれば債権回収会社(サービサー)に債権を売却して一定額の回収で諦めざるをえなくなります。
詳しくはこちら、コラム「任意売却の残債務」
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